AUTUMN WINTER 09-10 LINEN TRENDS

リネン・トレンド2009-10秋冬



天然でオーガニックな繊維として、他の冬用繊維とブレンドすると、可能性がさらに広がります。
耐久性、しなやかさ、使いやすさを誇るリネンは、デザイナーや製造業者、オートクチュールメゾンの好評を博している未来の素材と呼べます。

2009-10秋冬に様々な革新的なコンセプトによってリネンの位置づけが改めてなされていると言えるでしょう。



貴重なテクニカル・ブレンドは注目を浴びている
紡績工、織工、そして織物加工業者は才能と技でお互い競合し、こだわりの「冬リネン」を提案しています。
2009-10秋冬では、リネンをウール、アルパカ、カシミヤ、綿、シルクといった生地とブレンドしました。

「冬リネン」の優雅さと技術性を通じて、オートクチュールメゾンの仕事を手がけるヨーロッパの紡績工、織工そして、織物加工業者の技術ノウハウが見えてくるのです。

冬用ブレンドはカシミヤ、アルパカ、ウール、シルク、綿などの特徴をリネン生地に加え、上品で新鮮、軽量で耐久性があり、通気性に優れた生地が生みだされます。
これを可能にしたのは、リネンがブレンドされても、リネンの特徴を保つことが出来るからなのです。
そのおかげで暖かくてドライな生地が可能となりました。


このブレンドは体を呼吸させ、一定の温度を保ちます。
「リネンとカシミヤ」や「リネンとウール」のブレンドはしなやでしっかりしている触り心地です。
「リネンと綿」のブレンドは二つの生地の特徴を加えるので、非常に耐久性のある生地が無限に広がります。

本物のインディゴ染料はもちろん、すべての染料も吸収する天然繊維です。どんな紡ぎ方でも、仕上げによって微妙な特性を与えることで、更に複雑なデザインの一部として使われるのです。
絶縁特性のコーティング加工も幅広く受けいれるので、パーカー、トレンチ、コートといった冬のアイテムにも使用できるのです。


メンズウエアのニーズに完璧な生地
織り方や仕上げで生地の機能や使用方法が決まります。
チンツ加工(更紗)、メタリック効果、メカニカル・ストレッチ加工、両面染色編み、ブラッシュ加工、防水加工から、ボーダー、チェック、ハウンドトゥース、ヘリンボーンまでを含む
各生地で現代男性のニーズを満たします。

シャツ用の生地は、シャイニーマット効果(Cottonificcio Albini 66% 綿34%)、チンツ加工(Decouvelaere 100% リネン)や、メタリック効果(John England 100% リネン)といった幅広い仕上げ加工を誇っています。

コート、ジャケット、といったアウターアイテムやベストの場合、染め模様のついた紡ぎ糸(Suilas 100% リネン)で少し重さを加えて仕上げます(510g/m2 Solbiati)。

ブレンドしたカシミヤ(Ormezzano 50% リネン50% カシミヤ)、アルパカ(Solbiati 50% アルパカ50% リネン)は両面のように見えます。

柄はサージ(Tessuti du Sondrio 50% リネン41% 毛5% 綿 4% PA)、オプティカル・オーガニック・パターン(PannonFlax 60% 綿40% リネン)で、または片面にブラッシュ加工を施すこともあります。

ヘリンボーンを含む織り方によってしわが更に出にくくなり、100%純リネンにのみ見られるオリジナルの特性といえます。

ニットの場合も混ぜ合わせることができます。種類によって、紡ぎ糸はジャージーやきめが細かい織り方、また、Linificio e Canapificio NazionaleとSafilinが提供しているハンドメイドタイプのルーズな織り方を選ぶことも出来ます。
:リネン・カシミヤ素材(lafil - Connemara 50% カシミヤ50% リネン)と リネン・ウール素材(Jos Vanneste Lena 60% リネン40% 毛 または100%リネン)。

リネンのスーツは、100%リネンとブレンドしたリネンがあり、季節や気候などにより、ニュートラルカラーを取り入れるなど微妙な仕上げを施し、環境調節をされています。
まさにサビル・ロウのイメージの単色もしくはピンストライプのスーツなど、さまざまな織り方で、軽くコーティング加工を施しています(Panon Flax - John England - Libeco 100% リネン)。
ハウンドトゥースやシェパード・チェックで、更に注目を浴びるのです (Solbiati 100% linen)。

トレンチコートやパーカは厳しい天候に耐えられるようにコーティングされたリネンのブレンドが使われています。
コーティングによって耐久性がさらに高められます。(Decouvelaere 綿81% リネン19%)。

紡績工や織工は生地のさまざまなニュアンスを用い、その専門性を表します。
織り方によってしっかりしている生地や、きめの細かい生地や、耐水性、防水性の生地(John England 72% リネン26% viscose 2% Lycra)、マット、ぼかした印象、メタリックな印象の生地を生成することが出来ます。




credit EUROPEAN CONFEDERATION OF FLAX AND HEMP